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『立山三山 その2』
昨年の秋、山好きのお客さまに貴重な有給休暇を取得させられ、2泊3日の立山三山へいくことに。
休みを取らないといけないことが大変だということはもちろん、
費用捻出も大変だという、こちらの言い分には一切耳を貸さず、
どんどん計画だけが進み、断れる状況は完全に過ぎ去り、
当日を迎えてしまいました。
『立山三山その2』
室堂に到着後、散策しました。
これは、目指す山です。結構きつそうです。
(この時点で引き返せないか思案しておりました。)
とても澄んだ湖。
(もうこれで満足です。)
うつくしい湖を堪能したまま、下山をもくろむも、メンバーはすっかりお見通し。
険しい道のりをスタートさせました。
室堂を14時ごろに出発。もくもくと歩きつづけます。
少しずつ休憩を取りながら、ペースを乱さず、無理をせずに登りました。
時折、振り返ると先ほどの湖が遠くに見えてきます。まわりとマッチした
風景がとてもいい。
途中、べつの湖も発見。この湖もとても澄んでいてきれいでした。
一日目の目的地までは約2時間かけていきました。
初心者向けだとの話しでしたが、結構きつい。
上をみると、『はぁ~、まだまだあるよ』と、気力をなくすのですが、
登ってきた道を振り返ると、その度にきれいな景色が望め、
登ってきた実績を認識することで『おし、もう少しがんばろう』と
新たなモチベーションを得ながら、なんとか目的地に着くことができました。
一日目の宿泊は山小屋。
お風呂はありませんでしたが、晩御飯のシチューはうまかった。
しかし、ビールは高い。山価格になるのですね。
当日、僕以外のメンバーは前日の夜に四国から夜行バスで大阪。
朝に到着し自家用車で立山へノンストップで走りました。
立山からはケーブル、バスで移動したのちにようやく午後から山登り。
振り返ると、かなりハードな日程でした。
メンバーみな、疲れたのか、夜も早々に就寝。
翌日に備えて。
夜中にトイレに立ったメンバーの一人が、トイレから戻ってくるなり、
『おい、外へいってみ』っと、起こされました。
眠気まなこで、なんだろなと外にでて空を見上げると、
それはとても、うつくしい満天の星空。
(うわぁ、これはすごいなぁ。大阪じゃ絶対に見れない星空だよなぁ)
一気に眠気も吹っ飛び、しばらく、目を奪われました。
しかし寒すぎて、2分くらいしかその場にいられませんでした。
部屋へ戻り、カメラを持ち、満天の星空の写真を撮ってみたのですが、
うまく撮れませんでした。お見せすることができなくて残念です。
この満天の星空を見たときに、今回初めて、立山に来てよかったなと実感しました。
翌日のほうが大変でしたが、その度に満天の星空を思い出し、モチベーションを得て
登ることができました。
(ときおりふりかえった景色が次のモチベーションになります)
(一日目の目的地。夜の満天の星空はここで見ました。)
次号へつづきます。
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございます。