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『書籍レビュー シリーズ「企画」 第1回:企画脳』
企画脳 09.05.22 PHP文庫 秋元 康 著【はじめに】
今年初めに「企画」について興味をもち、企画のことについて本を読み漁りました。
わたし自身は営業担当で、「企画」とはあまり関係のないポジションなのだとの認識でした。
けれども読んでいくうちに企画と営業は密接に係わっているのではないかと
考えるようになりました。
書籍レビューを通じて共通しているところ、していないところは何か。
営業のノウハウを企画ノウハウに置き換えることができないか。また、
実際の仕事や生活にどのように役立てられるかを考え、実践するべく
『書籍レビュー シリーズ「企画」』を企画いたしました。
シリーズ「企画」 第1回目は、
企画脳 09.05.22 PHP文庫 秋元 康 著
企画といえば、最初に思いついた人がこの人でした。
『自分が面白いと思ったことを思い出す、あるいは記憶に引っ掛かっていたことを
拾い上げる行為なのである。』と著者はいいます。
発想や企画というと、「無」の状態から生み出すものと思っていました。
けれども著者の主張に、それだったら自分にもできるといいますか、
普段からしていると思いました。
ただし、自分が面白いと思うことと人が面白いと思うことはべつですけども。。。
では、自分が面白いと思うことと、人が面白いと思うことの違いはなんだろう?
という問いが生まれてきました。
自分が面白いと思っていても、人にとっては面白くなかったり、逆に人が面白いと
思ったことは、自分にとっては面白くなかったりすることがたびたびあります。
自分と人の「面白い」の違いはなんだろうと先に読みすすめていきました。
すると『独創性』というキーワードがヒントに。企画に独創性のある内容であれば、
人は面白いと思ってもらえるではないかと。
ただ、独創性っていうと、「無」から生み出すものか?とまた禅問答のようになって
しまいそうでしたが、そうではなく、ありふれたことでも、普段人が気づかない視点を
提示できればいいのではないかと考えました。
そう考えると企画とは全く新しいことを生み出すのではなく、今まであるものに対して
新しい見え方を世間(ユーザー)へ提示し、問うことなのだと気がつきました。
気づいたのはいいのですが、さらに読みすすめていくうちに著者と比べて「面白い」の
ストックが圧倒的に少ないことにも気がつきました。。。
この本から得たこと
1. 圧倒的に「面白い」のストックを増やすこと。
2. 違う見え方を世間(ユーザー)に提示し、問うこと。
以上2点を普段の生活はもちろん、営業活動にも活かしていきたいと思います。
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。