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『書籍レビュー:この「社則」、効果あり』
この「社則」、効果あり 08.07.05 祥伝社新書 柳澤 大輔著「いろんな社内ルールがあるんだなぁ」、「ふふっ、おもしろいこのルール」
とおもしろすぎて、一気に読んでしまいました。
社内ルール。社則といえば、わたしのようなグータラサラリーマンを鞭打ち、
効率を追い求めるためだけにあるような、どちらかといえば、
あまりイメージのよくないものと思っていました。
けれども、読んでいくうちにそんな悪いものではないと感じるようになりました。
著者は会社のルールや制度は、その個性を形で表した象徴のようなものと
表現しています。
わたしは仕事上、バス会社さまや異業種の会社さまに訪問し、
お話を伺わせていただく機会があります。
確かに会社ごとさまざまな個性があるように思います。
ルールをうまく運用している会社は、その場その時の状況判断の基準を
社内ルールに込められています。
判断基準としてのルールを明文化しておくことで、誰が対応してもうまく廻る
仕組みとなり組織をスムースに運営されています。
本書を読み、ルールが大切なことは理解できたのですが、
こんなルールってありなの? というものも。例えば、
・失恋したら、会社を休みなさい
・バーゲンの日は、半休
・本名を使うな
など、思わずわらってしまうものが多数紹介されています。詳しくは本書をお読みください。
おもしろおかしくルールの大切さ、会社といえども個性が大事なことが綴られています。
ぜひ、おすすめしたい一冊です。
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。