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『書籍レビュー シリーズ「企画」 第13回:三方良しの公共事業改革』

三方良しの公共事業改革 12.05.31 岸良 裕司 著

【はじめに】
昨年初めに「企画」について興味をもち、企画のことについて本を読み漁りました。
わたし自身は営業担当で、「企画」とはあまり関係のないポジションなのだとの認識でした。
けれども読んでいくうちに企画と営業は密接に係わっているのではないかと
考えるようになりました。
書籍レビューを通じて共通しているところ、していないところは何か。
営業のノウハウを企画ノウハウに置き換えることができないか。また、
実際の仕事や生活にどのように役立てられるかを考え、実践するべく
『書籍レビュー シリーズ「企画」』を企画いたしました。


シリーズ「企画」 第13回目は、

三方良しの公共事業改革 12.05.31 岸良 裕司 著



「世界の陸地のわずか0.25%にも満たない狭い国土。
 一方で、世界の自然災害被害額の約15%がこの狭い国土に集中する。
 このため、日本は常に国を再構築し 続けなければならない。
 この厳しい現実にもかかわらず、人の和をとても大切にする日本。
 日本人はまるで別の惑星から来たみたいだ。地球に日本があってよかった」


これはイスラエルの物理学者であり、小説家でもあるゴールドラット博士の日本評です。
(2001年に発売されてベストセラーとなったビジネス小説『ザ・ゴール』の著者)




7回


カテゴリー: 書籍 2013-08-26 08:34 投稿者:木本 

『書籍レビュー シリーズ「企画」 第12回:日本一のローカル線をつくる: たま駅長に学ぶ公共交通再生』

日本一のローカル線をつくる: たま駅長に学ぶ公共交通再生 12.02.15 小嶋 光信 著

【はじめに】
昨年初めに「企画」について興味をもち、企画のことについて本を読み漁りました。
わたし自身は営業担当で、「企画」とはあまり関係のないポジションなのだとの認識でした。
けれども読んでいくうちに企画と営業は密接に係わっているのではないかと
考えるようになりました。
書籍レビューを通じて共通しているところ、していないところは何か。
営業のノウハウを企画ノウハウに置き換えることができないか。また、
実際の仕事や生活にどのように役立てられるかを考え、実践するべく
『書籍レビュー シリーズ「企画」』を企画いたしました。


シリーズ「企画」 第12回目は、

日本一のローカル線をつくる: たま駅長に学ぶ公共交通再生 12.02.15 小嶋 光信 著



たま駅長の社長さんで有名な両備グループ代表の小嶋 光信氏書き下ろし。
先日、両備グループさんの地元岡山市で開催された両備グループフェア2013に参加したときに購入し、講演会にも参加。


地域公共交通機関の再建をキーにしたまちづくりを企画・実行されています。
再建を手掛けられた交通機関は鉄道、バス、タクシー、フェリーとさまざま。


もう立ち行かなくなり、どこも引き受けの手がない中、独自に培った企画力をもって、
再建不可能と思われた会社を復活させると同時に、そのまままちづくりのキー企業として
なくてはならない存在にまでしてしまう。マジックか魔法かと思うような手法が綴られています。


『公設民営』という企画。


地域公共交通が立ち行かなくなる根本原因は、車両や施設などハード面から、運行や
人件費などのソフト面のすべてを企業側で負担していることです。
地方の企業においては負担しきれないところまできています。国・自治体から補助金制度はあるも、バス路線運営についてのみ、しかも赤字補填につかわれるものであることから、
企業延命の処置となっているのが現状です。


そこで現在、必要なビジネスモデルとして、『公設民営』を小嶋代表は推奨しておられます。


『公設民営』とは、車両や施設などのハード面を国や自治体で負担し、運行・運営は民間責任で執行。
負担する部分を公と民間で分けることで、国や自治体は適切な街づくりの投資、民間は健全経営のもと、
安全で快適な運行を利用者に提供する、ヨーロッパでは一般的に普及しているモデルです。


しかし、日本では実現がむずかしいようす。
『公設民営』の有効性を訴えても、行政はなかなか動いてくれません。


いくら訴えても動く気配のない行政。
けれども、小嶋代表は遠からず必要とされるスキームであることを確信し実証する時を待つ。


すると、三重県津市から中部国際空港へ高速艇による運航事業開設の相談を受けることに。
当時、三重県からの航路は需要が少なすぎて地元事業者の参入が見込めない状態でした。
そこでボランティアで調査・分析を引き受け、これまであたためていた『公設民営』の手法を
用いたプランをお渡ししてあげたのだそうです。


提案するだけで終わりのつもりが、地元からの応募が1社のみでしかも海運経験もないことから、
プランを作成した両備グループに公募の参加依頼。熟慮を重ね応募することになり、その結果選ばれ、
2005年2月、全国初の公設民営型ビジネスモデル津エアポートラインが運航されました。


この時の経験が、たま駅長で有名な和歌山電鐡に生かされることになります。
旧南海電鉄貴志川線。年間5億の赤字から廃線することが決まっていました。


「貴志川線の未来をつくる会」6,000人の会員から両備グループへ熱心なアプローチがあり、
ここでも処方箋として、公設民営のプランをお渡ししたのだそうです。


和歌山県が引き受け会社を公募したものの、鉄軌道会社の応募がなく、ここでも地元から強く公募を
押されて応募し、引き受けることになりました。


その後の展開は、再建の看板たま駅長の活躍で、企業再建どころか地域再建からまちづくりにまで至っています。

和歌山電鐡の事業は『公設民営』をキーに企業再建からまちづくりにまで至る成功事例となりました。

引き受け手のない企業を引き受け、うまくいっている理由はなんだろう?と考えていました。
著書や講演を聴いた中で肝と思える理由が3つありました。

ひとつめが、『分析力』

・経営スタッフの分析。
・小嶋代表が自身の足を使い集めた情報からの分析。

以上の分析をもって再建できると判断し、プランを作成。


ふたつめが、『考え方』

・忠恕(真心からのおもいやり)
・知行合一(よいと思ったら必ず実行する)

これは、たま駅長誕生のエピソードから知ることができます。和歌山電鉄開業の際、貴志駅のとなりにある売店に住んでいたたまの住居を移転しなくてはならなくなり、飼い主からたまの移転先を貴志駅にと頼まれたのだそうです。
どうしたものかと思ったのだそうですが、たまを一目みたときに、『あ、駅長をやってもらおう』とひらめき、たま駅長が誕生しました。

なんとかしてあげたいという忠恕の思いと、よいと思ったら実行する知行合一がぴったり折り重なった例ではないかと思います。


最後に、社員スタッフの実行力です。

小嶋代表の発案に社員スタッフの『は?また?冗談でしょ?』というシーンがしばしばあるのでは。。。
しかし、だれもやったことのない再建事例を次々とこなしていかれるのは、まぎれもなく
『代表がまた面倒なことに首をつっこんだよ。けどしゃあない。いっちょやったろか!』という社員スタッフの実行力につきるのではないかと思いました。


・分析力
・考え方
・実行力


以上3点が、その後の中国バスの再建及び、この4月からバス業界で初めて『公設民営型ビジネスモデル』が誕生した、井笠バスカンパニーへとつながっているのではないかと思います。



本日も最後までお読みいただきましてありがとうございます。


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4回


カテゴリー: 書籍 2013-04-12 09:00 投稿者:木本 

『書籍レビュー シリーズ「企画」 第11回:聞く力』

聞く力 12.01.20 阿川 佐和子 著

【はじめに】
昨年初めに「企画」について興味をもち、企画のことについて本を読み漁りました。
わたし自身は営業担当で、「企画」とはあまり関係のないポジションなのだとの認識でした。
けれども読んでいくうちに企画と営業は密接に係わっているのではないかと
考えるようになりました。
書籍レビューを通じて共通しているところ、していないところは何か。
営業のノウハウを企画ノウハウに置き換えることができないか。また、
実際の仕事や生活にどのように役立てられるかを考え、実践するべく
『書籍レビュー シリーズ「企画」』を企画いたしました。


シリーズ「企画」 第11回目は、

聞く力 12.01.20 阿川 佐和子 著



著者阿川佐和子さんの20年間で900回以上にものぼる対談から、聞く力のエッセンスが
つづられた著書になります。




2回


カテゴリー: 書籍 2013-03-01 09:00 投稿者:木本 

『書籍レビュー シリーズ「企画」 第10回:鉄道地図の謎から歴史を読む方法』

鉄道地図の謎から歴史を読む方法 08.09.23 野村 正樹 著

【はじめに】
昨年初めに「企画」について興味をもち、企画のことについて本を読み漁りました。
わたし自身は営業担当で、「企画」とはあまり関係のないポジションなのだとの認識でした。
けれども読んでいくうちに企画と営業は密接に係わっているのではないかと
考えるようになりました。
書籍レビューを通じて共通しているところ、していないところは何か。
営業のノウハウを企画ノウハウに置き換えることができないか。また、
実際の仕事や生活にどのように役立てられるかを考え、実践するべく
『書籍レビュー シリーズ「企画」』を企画いたしました。


シリーズ「企画」 第10回目は、

鉄道地図の謎から歴史を読む方法 08.09.23 野村 正樹 著


この著書は、国家のレベルでの企画をテーマに読みました。




3回


カテゴリー: 書籍 2013-01-25 09:00 投稿者:木本 

『書籍レビュー シリーズ「企画」 第9回:斎藤孝の企画塾』

斎藤孝の企画塾 07.07.25 斉藤 孝 著

【はじめに】
今年初めに「企画」について興味をもち、企画のことについて本を読み漁りました。
わたし自身は営業担当で、「企画」とはあまり関係のないポジションなのだとの認識でした。
けれども読んでいくうちに企画と営業は密接に係わっているのではないかと
考えるようになりました。
書籍レビューを通じて共通しているところ、していないところは何か。
営業のノウハウを企画ノウハウに置き換えることができないか。また、
実際の仕事や生活にどのように役立てられるかを考え、実践するべく
『書籍レビュー シリーズ「企画」』を企画いたしました。


シリーズ「企画」 第9回目は、

斎藤孝の企画塾 07.07.25 斉藤 孝 著


この著書は、企画を出す訓練法を学ぶために読みました。



7回


カテゴリー: 書籍 2013-01-11 09:00 投稿者:木本 

『書籍レビュー シリーズ「企画」 第8回:情報の集め方―他人の頭を使う20の定理』

情報の集め方―他人の頭を使う20の定理 1964.04.15 光文社 有田 恭助 著

【はじめに】
今年初めに「企画」について興味をもち、企画のことについて本を読み漁りました。
わたし自身は営業担当で、「企画」とはあまり関係のないポジションなのだとの認識でした。
けれども読んでいくうちに企画と営業は密接に係わっているのではないかと
考えるようになりました。
書籍レビューを通じて共通しているところ、していないところは何か。
営業のノウハウを企画ノウハウに置き換えることができないか。また、
実際の仕事や生活にどのように役立てられるかを考え、実践するべく
『書籍レビュー シリーズ「企画」』を企画いたしました。


シリーズ「企画」 第8回目は、

情報の集め方―他人の頭を使う20の定理 1964.04.15 光文社 有田 恭助 著


今回は『情報を集める』ことをテーマ。
1964年出版なので、50年ちかく前の著書になります。

民族学博物館初代館長の梅棹忠夫先生の著書に有田先生の紹介があり、情報を集める
ことについてこの本を薦めていたことから3年前に手にしました。
それ以来、何度も読み返している著書になります。

情報の扱い、重要性、集め方について具体的に説明されています。
なんのために情報を集めるのか。それは、


『行動するため』


情報とは、行動するための知識であると著者はいいます。
ぼくたちは、意識無意識に関わらず、外部から情報を集め、自分なりに分析をして行動を
決めています。行動した結果、これは良かった、これは悪かったなと一喜一憂します。


結果だけをみて良かった悪かったと論じているのですが、行動する前の情報の良し悪しで
結果が大きく違ってくるのではないだろうか。


だとすれば、正しい情報を取り、それにもとづいた行動ができればおのずと良い結果が
生まれるのではないのだろうかと、つねにいきあたりばったりの僕は思いました。


では正しい情報を取るために必要なことは何か。

1. 頭および五感をフルに使うこと。
2. 情報が集まる仕組みをつくること。
3. 健全な常識をもつこと。

以上3点が腑に落ちました。

1. 頭および五感をフルに使うこと

 頭はいくらつかってもタダ。体も同じ。司令塔である頭で考え、手足目耳口の特性をフルに機能させる。


2. 情報が集まる仕組みをつくること

 誠実な信頼関係のあるグループをつくり情報の泉にしていく。
 ポイントはメンバーの欲しい情報を集め提供したのちに自分の欲しい情報を受け取ること。

3. 健全な常識をもつ

 集まった情報は玉石混交。どの情報を選択するのかで結果が大きく変わってくるため、入ってきた情報に『健全な常識』というふるいをかけることが重要。
 『健全な常識』のふるいにかけてえりわけ、自分のものにすることで『本物の情報』となる。


以上の3点から自分のものにした『本物の情報』を元に分析、意思決定し行動へつなげる。


また、意思決定は『健全な常識』のほか、『経験』や『勘』でする。そうすることで行動に対する
結果の精度があがると著者はいいます。


『本物の情報を集めること』『健全な常識をもつこと』この2点をこの著書から学びました。


いい企画をつくり行動するために生かしていきます。


本日も最後までお読みくださりありがとうございます。

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9回


カテゴリー: 書籍 2012-12-28 09:00 投稿者:木本 

『書籍レビュー シリーズ「企画」 第7回:未来を予見する 5つの法則』

未来を予見する 5つの法則 08.09.19 光文社 田坂 広志 著

【はじめに】
今年初めに「企画」について興味をもち、企画のことについて本を読み漁りました。
わたし自身は営業担当で、「企画」とはあまり関係のないポジションなのだとの認識でした。
けれども読んでいくうちに企画と営業は密接に係わっているのではないかと
考えるようになりました。
書籍レビューを通じて共通しているところ、していないところは何か。
営業のノウハウを企画ノウハウに置き換えることができないか。また、
実際の仕事や生活にどのように役立てられるかを考え、実践するべく
『書籍レビュー シリーズ「企画」』を企画いたしました。


シリーズ「企画」 第7回目は、

未来を予見する 5つの法則 08.09.19 光文社 田坂 広志 著


『未来を予見』することは企画するものにとって必要な項目なのではないかと手にとりました。

弁証法という哲学から5つの法則を使い未来を予見することが可能と著者はいいます。

1. 螺旋的プロセスによる発展
2. 否定の否定による発展
3. 量から質への転化による発展
4. 対立物の相互浸透による発展
5. 矛盾の止揚による発展


文字の羅列だけみると、むつかしい。なので、5つの法則の中からひとつ、
『5.矛盾の止揚による発展』から矛盾というキーワードに焦点を当てて、【予見】することを考えてみました。


矛盾とは、『あちらを立てればこちらが立たず』の状態を指します。


身近な例ですと、
【母親を立てれば、嫁が立たず。】
(ちょっと、リアルすぎるかな。)


母親の言うことを聞けば、嫁にマザコンよばわりされ、
嫁の言うことを聞けば、母親から見捨てるのねと言われる。
このような光景をテレビドラマ(?)で見かけたことがあります。


母親と嫁との諍いからくる問題。
この問題は、夫(息子)の立場からみると、

『母親の言うこともわかるし、嫁の言うこともわかる。』

もしくは、

『母親の言うこともおかしいし、嫁の言うこともおかしい。』

けれども、どっちかにつくわけにはいかない問題。
この問題を解決するにはどうすればよいか。


【母親を立てれば、嫁が立たず。】
という、矛盾を解消すること。ではどうやって解消するか。


現在の母親と嫁の関係をみて解決しようとするのではなく、
望ましい母親と嫁との関係をみる。
望ましい状態を予見し、遂行することで現在の問題である矛盾の解消がされるのではないか
と考えました。


母親と嫁の望ましい関係とはいったいなんでしょうか。


それは母親、嫁が仲良くしてくれることに尽きます。
夫(息子)としては、これ以上は望みません。


母親と嫁との矛盾を解消するには、母親と嫁が仲良くなることと導きだされました。


以上のことをふまえて、このような企画を考えました。
母親と嫁との矛盾を解消し、かつ仲良くなる企画


【家族旅行する】


旅行の企画、準備中、また最中において以下のことを同時進行します。

① お互いの言い分を整理する。
② 出てきた情報の中から矛盾を解消しうる材料を見つけ出す。
③ 現時点で最適な答えであろう折り合い点をみつける。
④ お互い納得に近い状態で、たのしく旅行をする。

うーん、これで万事仲良くなるかな(?)
少なくとも、夫(息子)の気持ちは理解してもらえるでしょう。(うーん、もらえる?)


望ましい状態を予見し、遂行することで現在の問題である矛盾が解消されるのではないか
また、予見とは企画に相当するのではないかと考えました。


あとは、遂行する人間の能力次第か。。。うーん、新たな矛盾が、、、


本日も最後までお読みくださりありがとうございます。

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53回


カテゴリー: 書籍 2012-12-21 09:00 投稿者:木本 

『書籍レビュー シリーズ「企画」 第6回:人生計画の立て方』

人生計画の立て方 05.07.20 実業之日本社 本多 静六 著

【はじめに】
今年初めに「企画」について興味をもち、企画のことについて本を読み漁りました。
わたし自身は営業担当で、「企画」とはあまり関係のないポジションなのだとの認識でした。
けれども読んでいくうちに企画と営業は密接に係わっているのではないかと
考えるようになりました。
書籍レビューを通じて共通しているところ、していないところは何か。
営業のノウハウを企画ノウハウに置き換えることができないか。また、
実際の仕事や生活にどのように役立てられるかを考え、実践するべく
『書籍レビュー シリーズ「企画」』を企画いたしました。


シリーズ「企画」 第6回目は、

人生計画の立て方 05.07.20 実業之日本社 本多 静六 著

おさないころから計画することが苦手。夏休みの宿題は、休みの終わり3日前にあわてて
始めだすも、結局間に合わず新学期の始業式に友達にノートを借りて丸写し。毎年同じことを
繰り返していました。


それは大人になってからも変わらず、差し迫ってくるまで腰がおもく、期日前がきてドタバタ。
このブログも例外ではございません。


企画をテーマに取り組んでおりますが、よくよく考えると自分の人生の企画、計画のことから
考えなおさないと思い、この著書を手に取りました。


計画の前に企画することから始まります。企画したことを実行し実現するための役割が計画。


例えば夏休みの宿題をやるという企画に対し、いついつまでに終わらせるということが計画。
計画できたら、あとは実施するのみ。


一般的な企画、計画、実施は、
【企画】夏休みの宿題を完成させる。
【計画】7月25日から始めて8月15日までに終わらせる。
【実施】朝8:00から10:00まで。昼16:00から18:00まで。


おおざっぱではありますがこのように立てていたのではないでしょうか。


ぼくの場合、
【企画】夏休みの宿題(がある。)←この意識がそもそも問題。。。
【計画】なし(なんとかなるやろ)
【実施】気が向いたら。


これでは、火を見るよりあきらかな結果に。友達にノートを借りるしかありません。
ご飯を食べるとき友達と遊ぶときも同じ。その結果ノートを貸してもらう友達もいなくなります。
振り返ってみると、何も考えずに過ごしていた、と反省しながら著書を読み進めました。


ところが『人間とは計画生活する動物』という一文を見つけたときに、ハッとさせられました。
明日、明後日、次の時間、次の仕事のことを考えて生活している。考えてないといっても実際
には考えており、小さく計画しているのです。実のところぼくも何をするか企画し、どうやるかを
考え計画しているのです。


にもかかわらず計画性がないようにみえるのは、計画を立てる態度が不徹底だったり、
曖昧を極めているから。一言でいうとテキトーにこなしているからだといえます。


これをテキトーではなく、計画的に組んでみる。食事で例えるならば、三度の食事が味噌汁で
あったとしても朝、昼、晩とで味噌汁の具を変えることで三度の楽しみができる。


これを一日単位ではなく、一週間単位で計画すると、月曜日は魚料理、火曜日は野菜料理、
水~金曜日はシチューの連続で辛抱も土曜日は家族で寿司を食べにいく。(廻るところです。)
先の楽しみな計画が見えているからこそ、連続シチューも楽しむことができる。
(ぼく個人としては、連続シチューはOK。)


計画するということは、それに付随した楽しみをつくることができる。そうであるならば、人生に
おいても計画を立て、実行し、道中を楽しみながら完遂できれば、それはそれは楽しい人生に
なるのではないかと考えました。


著者が実際に計画実行したプランは、
① 25~40歳:勤倹貯蓄の実行。
② 41~60歳までは社会国家のために働きぬく。
③ 61~70歳は奉仕生活。
④ 70歳以降は晴耕雨読。


25歳に計画の大切さを知り、それ以降、年代別に分けて計画し実施。


まずは自分自身の地盤を固めるために金銭的に自立する。その上で社会国家のために働く。
それからは、地位も名誉も財産も求めずに奉仕し、最終点として晴耕雨読の自適生活をする。


こうした大枠の計画立てたのちに自分の実際に合う立案し実行する。
実行したからには、一度決定したコースは途中で変更しないことが肝要。


困難にぶつかったとき多くは避けようとコースを右に変えたり、左に変えたり、迷い、うろうろし、
いつまでたっても目的にたどりつけなくなる。
それならばある程度まで引き返すか、もしくはそのまま猛進するほうがよっぽどよい。


これは四国八十八箇所お遍路を40日かけて回った友人の話しになるのですが、一日に歩ける
時間や距離は決まっていて、日々の体力、気力、歩くペースを勘案し翌日の歩くコースの選定体力の回復につとめるなど準備をしっかりとするそうです。


特に、歩くコースについては、一度決めたらコースを変えない。もし、間違っていたとしても
そのまま歩を進める。うろうろ迷いに入り込んでしまうと、次の宿までたどりつくことができず
休めないことになってしまいその後の計画に響いてくる。


それならば、間違っていたとしてもそのままコースを変えないで行ききるほうが、結果として
時間通りに目的地に到着する確率が高いのだそうです。


ただ、間違えるリスクを軽減するために前日のコース決めがかなり重要。複雑で迷いやすい
街中は避けるようにし、たとえ遠回りであったとしても、あえて山越えするルートを選ぶ。


体力的には山越えのほうがきつくとも、迷いを生じ目的地にたどり着けなくなるリスクよりも
時間の計算ができ、間違えない確率の高い山越えのほうがいいのだと話しをしていました。


この話を友人から聞いたとき、著者の言う、自分の実際に合う計画の立て方そのものだなと
思いました。

① 目標を決める。
② 入念にコースを調べる。
③ 自分のペースを理解する。
④ 決めたら信じて真っ直ぐ進む。

このプロセスでもって、当初八十八箇所を45日で回る計画も、結果40日で満願し高野山へ御礼参りまで達成。それも入念な計画、準備をしたからこそ成しえたことだと思います。
また、決めたあとは前に進むだけなので道中楽しく回れたという話がとても印象的でした。


本多先生の著書、友人のお遍路回り体験より、企画から自分の実際に合う計画をして準備し
決めたことを実行する。そうすることでその道中が楽しめることを教わりました。


今まではその場が楽しいことを見つけるのを優先していたように思います。
そうではなく、企画、計画し実行することが重要でその結果楽しめるのだと考えました。


年も変わることですし、ここでしっかりとした人生を企画、計画したうえで実行していきます。
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございます。

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4回


カテゴリー: 書籍 2012-12-07 09:00 投稿者:木本 

『書籍レビュー シリーズ「企画」 第5回:企画力』

企画力 04.03.11 ダイヤモンド社 田坂 広志 著

【はじめに】
今年初めに「企画」について興味をもち、企画のことについて本を読み漁りました。
わたし自身は営業担当で、「企画」とはあまり関係のないポジションなのだとの認識でした。
けれども読んでいくうちに企画と営業は密接に係わっているのではないかと
考えるようになりました。
書籍レビューを通じて共通しているところ、していないところは何か。
営業のノウハウを企画ノウハウに置き換えることができないか。また、
実際の仕事や生活にどのように役立てられるかを考え、実践するべく
『書籍レビュー シリーズ「企画」』を企画いたしました。


シリーズ「企画」 第5回目は、

企画力 04.03.11 ダイヤモンド社 田坂 広志 著


『企画力とはなにか』という問いから始まり、
『企画を実現する力』という答えに惹かれました。

これまでのシリーズ「企画」で紹介した著書のなかから、
① 面白いことをストックし、人に会うことで刺激を受け、ストックの組み合わせから、
独創性のあるアイデアを生み出す。

② アイデアという骨組みから肉付けし、企画にして提案し、共感を得て、幹事役を務める。

大きくこの2点を学びました。

これらは何のためかといいますと、

【企画したことを実現するため】

         であります。

この著書には企画したことを実現するための心得が書かれてありました。

① 企画を実現するためには『人間と組織を動かす』ことが必要であり、その動かす力は
企画の出し手から受け手に、『企み』が伝わることから始まる。

② 受け手に『企み』が伝わり、ぜひやってみたいと、実現へ向けて関わる方々とともに
動く。最終目的は『実現』するとともに、関わった人々と深い『縁』を結ぶこと。

『企画』とは実現することが重要で、結果として関わる方々との『ご縁』を深めていくことに
よって、よりよい社会への実現の可能性があるのではないかと考えました。

よりよい社会への実現を意識して、
『企み』、『実行』、『実現』、『ご縁』をキーワードに企画実現してまいります。

本日も最後までお読みいただきましてありがとうございます。

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5回


カテゴリー: 書籍 2012-11-30 09:00 投稿者:木本 

『書籍レビュー シリーズ「企画」 第4回:逆転の発想』

逆転の発想 83.05.30 角川書店 糸川英夫 著(リンクは新装版)

【はじめに】
今年初めに「企画」について興味をもち、企画のことについて本を読み漁りました。
わたし自身は営業担当で、「企画」とはあまり関係のないポジションなのだとの認識でした。
けれども読んでいくうちに企画と営業は密接に係わっているのではないかと
考えるようになりました。
書籍レビューを通じて共通しているところ、していないところは何か。
営業のノウハウを企画ノウハウに置き換えることができないか。また、
実際の仕事や生活にどのように役立てられるかを考え、実践するべく
『書籍レビュー シリーズ「企画」』を企画いたしました。


シリーズ「企画」 第4回目は、


逆転の発想 83.05.30 角川書店 糸川英夫 著(リンクは新装版)


企画の前段階として発想法を学ぶことを目的として選びました。
糸川英夫博士は、工学者で戦前は九七式戦闘機、一式戦闘機 隼、二式単座戦闘機 鍾馗の
設計開発に携わり、戦後は宇宙開発の中心となるロケット開発、研究をされていました。


研究者としての業績もさることながら、プライベートにおいても、バレエやチェロ演奏をプロ並みにこなし、バイオリンそのものを研究題材にし実際に45年かけて製作、
演奏会まで開いたというスーパーマルチな博士です。

その糸川博士の頭の中はどうなっているのだろうと興味しんしん。一気に読みました。


発想法に興味をもって読みはじめるも、最初はリーダーシップ論。
「ん?発想法とリーダーシップと関係あるの?あるとしても優先順位が高いの?」
という疑問からのスタートでした。


しかし、発想から現実化に至るには“企画”が必要。企画は一人でできるものではなく、
多数の人間の関わりや協力のもとで“実行”し現実化していきます。多くの人の中で
進めていくためには、仕切る人間がいないと進めることができません。


ということは、いくら発想していても“企画”し“実行”がなければ現実化することはない。
ゆえに企画を現実化するための実行を仕切る人間の資質が重要なのだと考えました。


それでは、どのような資質が重要なのか?それは、、、


【幹事役】なのだそうです。


幹事役って、こなしたところでそんな評価されないし、かといってうまくいかなければ、まわりに怒られるしで、大変なわりに割を食うというイメージ。
実際に自分が幹事役をしたときもそのような感じでした。


しかし、幹事役がいなければなんにもできません。宴会をしたくても取り仕切る人が
いなければ会を開くことすらできないのです。
よくよく考えてみると、とても重要な役割なのだと気づかされました。


幹事役は参加メンバーに命令することはできません。
なぜなら、メンバーは命令を受け入れなくてもよいからです。
嫌であれば宴会に参加しなければいいだけこと。


では、幹事役はどうやって、参加メンバーに命令せずに動かすことができるのか。
それはメンバーそれぞれが別個の動機によってしか動かすことができないことを理解すること。
そのうえで相手の動機を企画実行する方向へ向けて進めること。


そういえば遠い過去、会ったことのない男女数名ずつが集まり、
おしゃれなお店でお酒をたしなむ会、ひらたくいえば、【コンパ】というものに
参加したとき、幹事役の言うことを聴いていたことを思い出しました。
ぼくだけではなく、参加メンバー全員、幹事役の言うことは聴いていました。


ではなぜ、参加メンバーは幹事役の言うことを聴いたのだろうか?


それは、ズバリ!彼女、彼氏が欲しいから。または結婚相手を探しているから。
ちょっと違う動機の方もいるかもしれませんけども。。。


ひとつ言えることは、それぞれが別個の動機をもっており、それを満たしてくれる場を提供し、
方向を指し示してくれるからこそ幹事役の言うことを聞くのではないでしょうか。

なぜなら幹事役がいなければ、会ったことのない男女が数名ずつが集まり・・・
ひらたくいえば、【コンパ】すら開かれることはないのですから!


これからの時代は所属長からの意志や命令で動かすリーダーではなく、
所属しているメンバーそれぞれの動機を察知し場を提供し利害調整ができる人物の存在が
重要なのだと理解しました。


それでは、優秀な幹事役になるにはどうすればよいか。


糸川博士は、『ハウ・アー・ユー?』『メイ・アイ・ヘルプ・ユー?』の精神が必要だと
説いています。


『ハウ・アー・ユー?』 直訳:あなたは今、いかなる状態にあるや
自分が行動する前に、まず相手の状態を聴くことからスタートさせる。

ぼく自身、相手の状態を確認せずにこちらの言いたいことから言っていることが多いなと
思いました。。。


『メイ・アイ・ヘルプ・ユー?』 直訳:私はあなたに何か手伝えることがないでしょうか。

自分はだれかほかの人に役に立つことがあるのではないかという発想。
その発想こそ人類が集団として生きていくうえで、また生活の向上や発展に必要なのでは
ないかと考えました。


この著書から、リーダーではなく、幹事役を目指すこと。そして良き幹事役になるために
ハウ・アー・ユー?で相手の状態をうかがい、メイ・アイ・ヘルプ・ユー?で相手に何か
できることはないかという発想を学びました。
これから“実行”してまいります。


本日もここまでお読みくださり、ありがとうございます。

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6回


カテゴリー: 書籍 2012-11-09 09:00 投稿者:木本