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2012年12月のページです。
『ご縁でつなぐ:加茂屋 代表取締役 喜田 富三 さま』
『加茂屋 代表取締役 喜田 富三 さま』今回は自転車のオリジナルパーツを専門に製作販売をしておられる加茂屋さんに
おうかがいいたしました。
喜田社長とパチリ。

主に海外ブランド製折りたたみ自転車の補助パーツをオリジナルで製作。
【ブロンプトン】

【DD-1】

(どちらもかっこいいです。折りたたみ自転車界のツートップ。)
折りたたみ自転車は文字通り、折りたたむことでコンパクトになります。
折りたたんだ状態での移動は持ち運ぶことしかできません。
車に積むのであればそれで十分。
しかし、
『折りたたみ自転車の醍醐味は、電車やバスなどを利用して移動先の駅を中心に
自由に行動できることなのです。』と喜田社長はいいます。
そのときのネックは『持ち運ばなければならないこと。』
コンパクトになるとはいえ、持ち運ぶのは大変。
(持ち運ぶのではなく、押して運べたらなぁ)と思っていたそうです。
もともと、趣味がサイクリング。
公共交通機関で移動し、そこから自転車ならではの機動力を生かして縦横無尽に行動。
普通なかなかいけないようなところまで行動範囲を広げられるのが魅力なのだそうです。
(ちなみにこのサイクリングのことを“ポタリング”といいます。)
ただ、自転車メーカーでは補助パーツの対応が十分ではなく喜田社長の満足するような
品物がありませんでした。
それならば、自分でつくってしまえ!と自作することに。
一番不便を感じていたもの。まず押して運べるよう【補助輪】を製作しはじめました。
自分の思いどおりの機能のものを試行錯誤しながら製作。その結果、満足できるものが
完成しました。するとサイクリング仲間から作ってほしいとリクエストが殺到。
作ってあげ、使ってもらうと思いのほか喜んでくれたのだそうです。
仲間が喜んでくれている姿をみて、よかったなぁと感じていたときに、ふとあることが頭に
浮かんだそうです。それは、
『自分の周りでこんなにニーズがあってしかも喜んでくれている。もしかしたら全国的にも
ニーズがあってたくさんの方に喜んでもらえるのではないのだろうか。』
と、試しに一部販売を開始。
すると、自分と同じ悩みをもっていた方たちから引き合いをもらいはじめました。その後は
少しずつ製作し、少しずつニーズを掘り下げ、少しずつ本業を補助パーツ製作にシフト。
現在は100%本業になり、自社ネットショップを中心に専門店への展開をするまでに
なったのだそうです。
コンセプトは、まず自分が使いやすいように。かゆいところに手が届く製品ばかりです。
ブロンプトンの折りたたみ状態。下部の補助輪を製作。

DD-1の補助輪。

DD-1の折りたたんだ状態。これで駅もスイスイと押して運べます。

乗ってみてわかるサスペンション。かゆいところに手が届いています。

『車だと気づく事の出来ない 景色や風。』
『大勢でサイクリングする楽しさと清々しさ。』
自転車の素晴らしさを本当に沢山の人に知って欲しい。と喜田社長はいいます。
この機会に、風を切って走ってみてはいかがでしょうか?
自分で書いていて、風を切ってみたくなってきました。。。
今回お邪魔した『加茂屋 代表取締役 喜田 富三 さま』
電話:06-6976-6614
MAIL: mail@kamoya.info
本日もお読みくださりありがとうございます。
【ご縁でつなぐバックナンバー】ご縁でつなぐ企業さま訪問記。
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カテゴリー: ご縁でつなぐ 2012-12-14 09:00 投稿者:木本